現在のハノイは、バイク量が自転車を大きくしのぎ車の数も増えてきたため、交通渋滞と排気ガスが、住民にとっては深刻な問題になってきています。バイク数の制限については、政府もいろいろ対策を練っているようなので任せるしかありませんが、マメが思うところ、まずはドライバーのみんなが交通ルールを守りさえすれば、事故や渋滞もかなり解消されるんではないかなぁ、というほどハノイの交通マナーは悪さは目につきます。
では、ルール的にもモラル的にも、日本では許されなくてハノイでは許されている、いや、まかりとおっているバイク運転マナーをいくつか紹介しましょう。
1.よそ見運転OK、ついでにナンパOK。
2.荷物制限なし。(ブタ、犬、はしご、扇風機、自転車・・・乗ればなんでもOK)
3.クラクション鳴らしっぱなしOK。
4.信号無視OK。(警察には捕まります。でも、見切り発進はしないとクラクション鳴らされます。)
5.反対車線走行OK。(ただし道の端っこを走りましょう。)
6.4人乗りまでOK。(警察には捕まります。ただし、そのうち二人が子供ならOK)
7.ウインカーは気分次第で出しても出さなくてもOK。
8.交差点での左折(日本だと右折)は、大回りはせず最短直線距離で曲がりましょう。
9.一旦停止、左右確認は不要、とびだしOK。
10.目視ってなに?車線変更自由自在。
11.ヘルメット着用の義務なし。(遠出するときは着用しましょう。)
12.バックミラー装着不要。
13.走りタバコ(?)OK。(誰か取り締まってくれー。灰が飛んできてほんとに迷惑だっ。)
14.三角座りOK。(どうやってブレーキ踏む気だ??)
15.パラレルOK。(スキーヤー、それもモーグルを連想させるバイク走行、の意。)
・・・書いてるうちに、今まで無事だったのが奇跡のように思えてきました。。。
もちろん安全運転の人もたくさんいますが、こんなかんじの人が非常に多いので、安全運転の人がいつ事故に巻き込まれてもおかしくはありません。一日1、2回は必ず、倒れているバイクと事故を起こしてモメている当事者たち、見物人の山、事故渋滞、に出くわします。郊外に行くと、みんながスピードを出しているため、事故も大きくなり、ムシロを被った血だらけの死体も2度ほど見ました。それほど事故が多いのに、みんなどうしてもっと交通ルールを守らないのでしょう。
ヘルメットについては、数年前に着用が義務付けられたことがあったんですが、そのことにより逆に事故数が増えてしまい、半年程度で廃止になったそうです。警察官も暑いのにヘルメットをするのが苦痛だった、とかいろいろ理由もあるそうですが。ベトナム人の言い分としては、ヘルメットをかぶると視界が狭くなる、そうです。うーん、分からんでもないけど、だったら安全運転すれば?と言いたい。。。
あと、信号についても、街の超中心部は正常に稼動していますが、少しはずれると、設置されているにもかかわらず作動していない信号がたくさんあります。これらについても彼らの言い分は、信号をつけたせいで渋滞がますますひどくなったから使わなくなった、ということでした。うーん、それって、そもそも秒数の設定が間違っていたか、信号を無視をする人と守る人が入り混じってよけいにパニックになったか、どっちかだと思うんだけど。。。
とにかくせっかちな人が多いハノイ、ルールや設備よりも、意識改革が先決かもしれません。教習所での教育をまず重視してほしいものです。。。みなさんも事故にはくれぐれも気をつけてください。
(3.12.2002記/マメ)