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子供を溺愛

日本にも、子供を”溺愛”している親って多いと思います。自称”親バカ”な人も多いのではないでしょうか。
個人的にはマメも、親バカな親(?)は、見ていて幸せが伝わってくるので大好きです。
ただ、溺愛が高じて”甘やかし”、という要素が入ってくると、いささかいただけない気持ちになります。
ベトナムに来てからというもの、ベトナム人はどうも子供を甘やかしすぎの傾向があるような気がしてなりません。
以前から気になっていたことですが、ハノイでもホーチミンでも、最近の幼稚園児は肥満ぎみな子がとっても多いのですが、それも”甘やかし”に起因しているような気がしてなりません。(ホーチミンは特に肥満児が多いような気がします。。。)

実際マメには子供がいない(でも子供は大〜好きです。)ので、あまり偉そうなことは言えませんが、わたしの特に仲のよかった家族二組を例をあげる(どちらも子供は4歳くらい。)と、子供をあまり溺愛するあまり、子供のやりすぎのいたずらに対しても全く叱ることができない状態でした。
一人は、お絵かきが大好きな男の子なんですが、家の全部屋の壁や、やっとのことで買った新品のソファまでもががクレヨンの線だらけなのですっ。(ある意味、まったく躊躇のない描きっぷりにはダイナミックさも感じましたが。。。)親は外で「うちの子が家中にラクガキして困ってるのよぉ。」とこぼしているわりには、実際に子供の前では全く怒る気配もありません。その様子は、孫にデレデレの老夫婦のようにさえ見えてしまいます。。。その子には、親のいる前でマルの携帯電話も壊され、マメはとび蹴りをくらいました。。。い、いいんだけどね。。。
もう一人は、コップを割るのが趣味な女の子なんですが、気に入らないことがあるとすぐにコップを割るらしく、親は「家のコップが買っても買っても足りなくて、もうお金がないのよぉ・・・」という調子。思わず、コップ代のことを考えるよりコップが割れない対策を考えろーっ、と言いたくなります。
そして、その子たちやその他の知り合いの子供みんなに言えることが、食べ物の好き嫌いの多さです。ほんっと、好きなものばっかり食べてます。お菓子を好きな子はお菓子ばっかり、果物が好きな子は果物ばっかり、しょうゆをゴハンにかけるのが好きな子は、うちに遊びに来たときも、親が醤油をかけてあげたゴハンを2杯も食べていました。いいのか、それで。。。べつに、せっかく作ったハンバーグや茶碗蒸しやお菓子を食べてくれなかったからスネてる訳じゃありませんっ、まっ茶色のしょうゆ味ゴハンをひたすら食べ続けるその子の味覚と健康面が心配になっただけです。。。

そんなこんなで、最近のベトナムの子供はやりたい放題の王様です。親は、自分たちが我慢してでも子供の好きな食べ物を好きなだけ与えるので、意外にも貧しい家の子までが太ってたりします。糖分の多いベトナムのお菓子をたらふく食べてるんだろうなぁ、と勝手に想像してしまいます。先日も、幼稚園のお迎えの時間に遭遇したんですが、丸々と太った子供がいっぱい出てきて、ちょっとおなかがいっぱいになってしまいました。。。
もちろん、厳しくしつけている家庭も何件か知っているのでみんながみんなそうだとは言いませんが、親が我慢してまでの溺愛っぷりに少し疑問を感じてしまうことが多々あるのです。
今は日本でもそういう傾向は強いとよく聞きますが、実際に比較するとどうなんだろう??実は今の日本ともあまり変わらなかったりして??
現在ベトナムでは、政府が今は子供は二人まで、という対策を政府がとっている(どうせそのうち高齢化が問題になって、中国のように撤廃されると思いますが。。。)のですが、日本と同じで少子化が進むと親の溺愛っぷりも比例していくのは道理というもので、どうにもならない流れなんだろうなぁ。。。
そうやって育った子供たちが、将来どんな大人になるのかはまだ分からないのであまり批判はしたくないですが、とりあえず、肥満や成人病で悩む人が増えるのは避けられないかなぁ、と危惧してしまいます。余計なお世話か??でも、ベトナム人といえばアオザイの似合うスマートな人々、というみんなのイメージが、これから数年のうちで跡形もなく崩れ去ってしまうかもしれない・・・。

(15.3.2003記/マメ)


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