カゼ=風邪って、おそらく今も昔も、誰にとっても一番身近な病気のひとつで、それだけに奥が深いなぁ、と思います。
あまりに身近すぎて、よほどひどくならないかぎりお医者さまにも行かない人も多く、それだけに、症状ごとにいろんな民間療法やら個人療法みたいなのを耳にすることも多いですよね。
マメは、どういうわけか昔から風邪にはめったにかからないのですが(←ん?あんまり聞こえがよろしくない??)、マルは必ず年に1、2度、風邪の諸症状に悩まされます。つい先日も、高熱&下痢ぎみ&鼻水で寝込んでしまいました。
今回特に目立ったのは高熱で、朝、目を覚ますと突然39.8度まで上がっていました。大人でそんな高熱めずらしいですよね。マルはとにかく座ってお薬を飲むのがやっとというくらいフラフラでした。マメも心配でオロオロ。とりあえずバファリンで下がらなかったらすぐお医者さんに行こう、ということになり、バファリンを飲んで少し眠りました。
その間にマメは、マルがその日の夕方来てもらうはずだった家庭教師の先生(=マメも仲良し。)にお電話をすることにしました。マメはマルの病気の症状を簡単に説明して休む由を伝えました。
「マルが高熱なので今日は休ませてください。39.6度もあるんですぅ〜!」
すると先生、驚く様子もなく、「そう、ちょっと高めだね。」さらに、「もし41度になったら医者に行ったほうがいいね。」と言いました。41度!?ここここっ、殺す気かーーーっ!?・・・危うく日本語でツッコミを入れてしまうところでした。。。
そういえば以前にも、マメの学校の先生が「今日は熱が38.3度だからダルいのよ。」と授業中(=マンツーマン)に言ってきたので、マメがビックリして「そうなの?!大丈夫??今日はもう終わりにして、家で寝たほうがいいよぉ!」と帰らせようとしたら、「ん?大丈夫よ。わたしの平熱は37度だから、1度熱いだけよ。」さらりと言って授業は続けられました。
また、別の友達との会話で平熱の話題になった時、マメの平熱が36.0度だというと、その友達は低い!と言ってすごく驚いた様子でした。マメの知ってる日本人はみんな35.8〜36.4度くらいなので、マメは自分が平均だと思ってましたが、これらの出来事から推測するに、ベトナム人の平均体温は日本人より高そうな気がします。(最初は、体温計に違いがあるのかとも思いましたが。)実際聞いてみると、37度と答える人と36.5〜37.0度と答える人が多いので、正確な数字は分かりませんが、やはり0.5〜1.0度は高いのかもしれません。
また、風邪の個人療法についてもかなり差があるようです。
上記のマルの高熱は結局バファリンですぐ下がったのですが、その後マメが、ある女性の知人(32歳、3歳の子持ち)と熱の下げ方について話していた時に、恐ろしいことを聞きました。日本では、汗を出すと熱が下がるというので、頭だけは冷やすものの、体はムリにでも暖かくして、いっぱい汗をかきますよね。(解熱剤もたしか、発刊作用がありますよね。)今回のマルも例に漏れずたくさん着こんでおデコだけ冷やして寝込んでいたわけなのですが、その女性はそれをを聞いてもうビックリ!マメのことを人殺しといわんばかりに、「そんなことしたらお医者さんに怒られるよっ?!なんで熱が高いのに、さらに暖めるのよっ??」と責めてきました。彼女の曰く、彼女の子供は寒い季節になるとよく熱を出すらしいのですが、そのときはいつも、服をできるだけ薄着にして(←ひぇー、なんということ?!)寝かせ、布団は決してかけてはいけない(←拷問だーっ!幼児虐待だーっ!)・・・とのことでした。さらに、それでも高熱が下がらず子供がガタガタ震え出したら(←子供の命がピンチっだっつーの!!寒くて震えてるに決まってるやんけーっ!!)、脇とか肩に濡れたタオルを乗せるという手もあるらしい(←さすがにもう手遅れだ・・・アーメン。)。
とにかく、風邪(というか内科全般)についての医者のレベルがまだまだ低いおかげで、一般庶民もかなりアテにならない知識を持っていることが多いのはたしかです。
一例をあげると、「帽子をかぶらないと鼻水がでてくる」と思い込んでる友達がいて、その子の前で鼻をかむといつも帽子をかぶらされるので困ったものです。。。あと、「銀製品を身に付けてると、風邪をひかない」と言って、肌身離さず銀のブレスレットと外国の銀コインを持ち歩いてる人もいます。咳が出るから医者に行ったら「ビールの飲みすぎだ」だと診断され、信じてる人もいたなぁ。。。
(9.11.2002記/マメ)