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ニンビン

<交通>
ハノイからだと、車かバイクで国道1号線を南下すること約115kmでニンビン市に入ることができます。
片道約2時間で到着することができるので、手軽な日帰り旅行といった感じです。
運転手付きで車を貸りきると、どこをまわるかにもよりますが、一日約50万〜80万ドンが一般的なようです。

<見所>
ニンビン周辺の見所としてまず有名なのが、古都ホアルーです。
986年〜1010年のハノイ遷都までのあいだ、都があった場所だそうです。
田園の中にひっそり残る古都ホアルー跡は、まるで時がとまったようにもの静かで寂しげで、建物などはかなり地味目です。

ニンビンの最大の見所といえるのは、タムコックです。(市内から南西へ8km)
ニンビン周辺はハロン湾同様、切り立った岩山がたくさんある地域ですが、中でもタムコックは、それを最も楽しめる景勝地として有名です。
ここでは手漕ぎの小船に乗って約2時間のクルーズを楽しむことになるのですが、船水墨画のような(まるで桂林!)景色の中をゆったりと小船で進むのは、ほんとうに気持ちがいいものです。途中3回も洞窟をくぐりり抜けたりと、それなりに変化もあるので、2時間でも退屈はしません。
(ただ、暑い季節には、日傘か帽子は必ず準備しましょう。)

ビッグドンも日本にはないタイプのお寺でなかなか魅力的です。(タムコックから西へ約2km)
岩山を背にしたように立つビッグドンには、途中に洞窟もあり、好奇心もそそられます。
洞窟をすぎて一番上まで登りつめると、ビッグドン周辺の奇岩群や、すぐ下にあるハス池など、すばらしい風景が広がります。


<オススメ度/5点満点>
★★★★
上記の3つを訪れるなら、ホアルー→タムコック→ビッグドンの順で回るのが一般的ですが、ハノイを早朝7時に出発して、18時にはハノイに戻ってこられます。
(←バイクで行ったとき、まさにこんな感じでした。人に道を聞きながらだったのでちょっとゆっくり目です。)
また、友達たちと車でタムコックとビッグドンだけに行った時には、昼食抜きでしたが、14時にはハノイに戻ってこられました。
 

時間的にも短いし、疲れることなく田園と奇岩の風景を楽しめるという点で、ハロン湾よりかなりポイント高いです。
もしハノイからの日帰り旅行を考えるなら、マルマメは断然、ハロン湾よりニンビンをオススメします。
特にタムコックからビッグドンへの約2kmの道のりは、のどかでほんとうに気持ちがいいので、見逃さないでくださいね。
水牛、鶏、アヒル、ヤギ、いろんな動物が道を歩いています。



<マルマメ”旅のメモ”>
ニンビン・・・景色は本当に美しいのですが、難点、注意点がいくつかあります。
ホアルー、タムコック、ビッグドン、どれも物売りが本当にしつこいのです。(サパの少数民族に近いものがあります。。。)

まず、ホアルーでは、ガイドと証した子供だちが群がってきます。
そこからは、頼んでもいないのに、ひたすらとりまきのように観光客についてまわり、頃合を見計らってハガキを売ってきたりもします。
ガンコに断ったり無視を続けていたマルマメも、遺跡の展示場内では、ついつい一人の子供が勝手に始めた説明に耳を傾けてしまい、2千ドンだけチップを払うことになりました。まぁホアルーの歴史にうといマルマメにとっては、英語の上手なその少年の説明はまぁ少しは役にたちましたが、しょせん子供、内容的にはかなり希薄でした。

次のタムコックは一番の難関といえます。相手は反則ワザを次々としかけてくるので、かなり強い意志が必要となってきます。
タムコックでのボートめぐりは、片道1時間のコースで、途中で折り返して戻ってきて計2時間になるというものです。
まず待ち構えているのはカメラ部隊。客が船に乗り込むや否や、カメラを持ったお兄さんたちが岸から仕切りに声をかけてきて、勝手にシャッターを切りまくってきます(反則ワザ@)。各々あとで高く売りつけてくるので、へんな希望は持たせず、顔はそむけておいてあげましょう。もし写真がほしい場合でも、道中で船に乗ったカメラマンがいっぱいいるので、そこで撮ってもらったほうが背景的にもが断然いいです。ただし、枚数と値段をはっきり確認しておかないと、こわれた機械みたいに延々とシャッターを切り続けてくるのでご用心。ちなみに、できた写真は、どういうわけか船が折り返してくる頃にはすっかり現像できていて、これがまたなかなかの出来であることが多いです。(船の中で自分達で写真を撮り合っても、近すぎて船全体が写らずイマイチなことが多いので。)お兄さんたちは、勝手に撮った写真を一枚1USDと言って売ってきますが、もしいいのがあれば1万ドンくらいで1枚だけ買ってあげると、残りは全部タダでくれたりすることもあります。ま、彼らも他人の写真なんて持っててもしょうがないもんね。写真のお兄さんは比較的あきらめがいいので卒なくクリアしましょう。

さて、話題をクルーズに戻すと、まず行きは、二人の船頭さんとの会話も交えながら、風光明媚な風景を1時間のんびりと楽しめます。
ただ、折り返し地点あたり到着すると、ちょうどそこには果物やジュースを乗せた休憩部隊のおばさんの船が待っていて、ゆっくりにこやかに近づいてきます。ベトナムではイヤな予感ははずれません。やっぱりお菓子売り攻撃が始まります。
おばさんが自分達にいろいろなものを売りつけてくるぶんは、食べたくなければ簡単に断ることができるのですが、最後で必ず、自分達の船を漕いでくれて疲れている船頭さんたちにジュースくらいご馳走してやれ、と言ってきます(反則ワザA)。船頭さんたちを見ると・・・汗を拭きながらわたしたちに微笑んでいます・・・うっ、なんて人の良心に付け込んだ商売なんだーっ、おまえらグルだなーっ?と心の中で叫びながらも、渋々ジュースを買う羽目に。ここでもし買う羽目になりそうでも、うなづく前に必ず値段交渉をしましょう。おそらく一本1ドルと言ってきますが、1本5千ドン以下で買えるようにがんばりましょう。

さて、帰り道では、最後の長期戦が待っています。
船が帰り始めるや否や、船頭部隊のうちの一人がおもむろに風呂敷をひろげ始め、刺繍の花瓶敷きやランチョンマット、テーブルクロスのおみやげ売り攻撃を開始してきます。そのために2人も乗っていたのかーってここで初めて気が付きます。確かに、往路で気をつけて見ていると、復路を行く外国人客の船の上では必ず刺繍グッズが広げられているので、ここでの一連の商法はすっかりシステム化されているようです。
もちろん、買う気がない場合は、手にとって見たりしてはいけません。他の物売りと違って、同じ船の上では逃げ場もなく、1時間ずっと売りつけてきます。キッパリとした態度をとって諦めてもらうことがお互いのためです。
また、買う気があるのであれば、交渉次第でハノイよりも安く買うことはできますが、外人慣れしているここでの最初の言い値は概して高いです。(それに反して、肝心の物の質やセンスはハノイ市内よりはやはり少し劣ります。)
もし、あまりの熱意に負けて少しだけ買う場合でも、一つ買ったからといって相手は決して満足しません。むしろ、調子に乗ってしまうのを覚悟してください。
また、買い物の結果には関わらず、最後には必ず、船頭さんたちの泣き脅し的な身の上話が待っていて、しつこくチップをねだられます。今まで会った船頭さんたちは、みな本当に貧しいことにはかわりはないのですが、皆が皆、ダンナに逃げられた、ダンナに死なれた、子供の養育費がない、という話をしてきます(反則ワザB)。乗船料は別で払っているのでチップは本当は必要ないのですが、マメはついつい,船を降りる間際に、一番安い品物を買うかチップを渡してしまうことが多いです。ただ、そうすることがいいのか悪いのかは毎回考えて込んでしまいます。まぁお金のことでもめるのは本当に後味が悪いので、最後は自分のそのときの気分に任せて行動していますが。それにしても、せめてもう少し気持ちよく船に乗せてくれれば、気持ちよくお礼のチップも渡せるのに、毎回この時にはちょぴり気分がヘコんでしまっているのが残念です。

あと、余談すでが、、もし4人連れで行った場合、船着場のおじさんが乗船の際に,必ず2隻に分かれさせようとしてきます。重いから、と言ってきますが、実は上記の商法に好都合であるからで、実はベトナム人客たちは、6人連れですら1隻の船に乗り込んでいます。さすがにこれは狭そうでしたが、もしどうしても4人で同じ船に乗りたかったら、強気で訴えましょう。。

あぁ、ここまで反則ワザを公表しちゃうと、みなさんのタムコックの印象が悪くなっちゃたんじゃないかな、っとちょっとコワイです。
でも、これくらいの覚悟で行って、きっぱりとした態度をとり続ければ、実は全然たいしたことではありません。
それに、お金持ちそうに見えなければ、そこまでしつこく売り込まれることもありません。実際、今までで一番疲れたのは、日本人の派手目の年配者と乗ったときでした。
なので、マメの話は参考程度に、むしろワンパターンなこの商法を観察でもするつもりで、楽しんでみてください。(←ムリがある?)
ほんと、ニンビンを褒めているのかけなしているのかわからない展開になってしまって反省です。(←もう遅い?)
でもでも、マメはニンビンの風景が大好きなので、友達が来たら必ず連れていくことにしています。ほんとです。(←苦しい?)

ちなみに、ビッグドンの物売りは、たくさん声をかけてくるものの、しつこくはありませんでした。(←信じてーっ!)

(24.8.2002記)

<マルマメ写真展 −ニンビン−>





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