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サパ

<交通>
ハノイから北西へ約250km、ホアンリエンソン山脈の標高約1600mに位置します。
一般的な行き方は、まず、ハノイから列車に乗ること約10時間弱でラオカイ(サパから北東へ29km)まで行き、そのあとバスに乗り換えて約1時間半(25,000ドン)で、サパに到着します。
ちなみに、全て車(ハノイでチャーターした場合、往復で2,000,000ドン〜)で行っても、所要時間は約10時間です。

<見所>
サパは高地に位置しているためベトナム北部の避暑地として有名で、夏は非常に涼しいのですが、逆に冬は積雪(5cmくらい。)もあるほど冷え込みます。
サパの見所は、やはり美しい山々に囲まれた田園風景と、少数民族の村への訪問で、トレッキングコースもたくさんあります。ちなみに、サパの街自体は、15分で見て回れるほど小さく、見所は特にありません。。。
ホテルやツアーオフィスには、それぞれたくさんのツアーがあり、地図もくれますが、それだけを見るとどこへ行ったらよいのか迷ってしまうほどポイントは多いです。
もし2泊3日くらいの旅行であまり時間がないのなら、「カットカット」や、「タフィン」、「ターバン」などのメジャーな近場を訪問するのが一般的なようです。
カットカット村は、サパから片道2kmほどのところにある一番近いモン族の村で、3時間ほどで歩いて行って帰ってこられます。カットカットに行く途中は谷を降りていくので、周りの緑が美しく、また、黒モン族の生活の様子も見ることができ、ほのぼのしています。一番奥まで谷を降りていくと、そこには大きな滝があり、ちょっぴり癒されます。
ターバン、タフィンへは、ジープをチャータするか、山道を走る自信のある人はバイクをレンタルして行くという方法もあります。これらはどちらもザオ族の村で、村を訪問してサパに戻ってくるのに4時間ほどかかります。途中の棚田が美しく、空気もきれいなので、とても気持ちがいいです。
その他、マルマメの一番のお気に入りは、サパから北西に10kmほど行ったところにある、タックバックという滝です。
滝のふもとからの眺めもすばらしいのですが、ここから100mほど階段を上ると、豪快な滝を間近で見ることができ、気分爽快です。ちなみに、タックバックから車をもう少し進ませると、標高がどんどん上がっていくので、もし天気がよければ、美しい眺望を楽しむことができます。写真を撮るのにも適したスポットだと思います。
サパへ行く際の注意点は、7月〜8月は雨が非常に多く、標高が高ければ高いほど、霧がたちこめて視界もきかなくなるということです。
できれば、3〜6月、10月〜11月のベストシーズンに行ったほうがよいでしょう。
また、夏でも夜はかなり冷え込むため、長袖は必ず持参されることをおすすめします。


<ホテル−ビクトリア・サパについて>
サパ随一の高級ホテルです。
部屋や雰囲気もなかなかよいのですが、このホテルの一番魅力的な点は何と言っても、ハノイーラオカイ間の列車にビクトリアホテル専用の車両を持っていることです。もちろん、その車両を利用できるのはビクトリアサパの宿泊客のみで、片道USD45、往復USD60という値段(4人部屋の場合。2人部屋もあり。)設定でした。
ビクトリア列車の内装はとても高級感があり、食堂車までついています。夜行便で行くと寝ている間にラオカイに到着してしまうので、もったいないような気さえします。ちなみに、トイレもとても清潔で、歯ブラシなども用意されていました。
とにかくベトナムのローカル列車と比べると、感動ものなのです。ま、お値段の差も大きいですが。。。
あと、マルマメ的には、ホテルにあるの広い中庭も好きでした。
ただ、レストランはちょっと高いなぁというイメージです。チーズフォンデュがあったのはうれしかったけど。そうそう、ラム肉もおいしかったけど。うーん、でもでもやっぱりちと高い。。。
ま、詳細は、ビクトリアサパのホームページで。


<オススメ度/5点満点>
★★★★★
やっぱりあの景色はサイコーです。
ハノイの排気ガスで汚れた空気と比べれば、あの空気のおいしさも格別です。
田舎はどこの国にもけっこうありますが、あそこまで急斜面に細かな棚田が連なっている風景はおそらく日本にはないと思います。あそこで実際に田を耕して稲を育てることをことを想像するとちょっとクラクラしますが、確かにそのひとつひとつがそれぞれの家族の生活を支えているんだなぁと思うと感慨深いものがあります。過酷な生活と素朴な生活って紙一重ですよね。
あちこちのんびりと散策してみたい場所です。


<マルマメの”旅のメモ”>
どこの外国の観光地にも必ず、日本人観光客ゆずりのヘンな日本語を話す現地人がいるものですが、うーん、サパにもやっぱり微妙なのがいましたねぇ。
サパから少数民族の村を訪問した場合、必ず最後はお土産販売でしめくくられるのですが、このとき彼らの使う日本語は、たどたどしいのですが、決まって「これ・・・買って・・・くれ!」なのです。そう、マルマメが会ったどの民族もそうでした。
どうして「これ買ってください。」とか「これ買ってちょうだい。」じゃあないのか?せめて「これ買って!」くらいが愛嬌があってカワイイはず・・・。
最初は、小さな女の子たちがすごい笑顔でお土産物を差し出しながら、「これ、買って、くれ」っていうのを聞くたび、というより、語尾の「くれ」を聞くたびに、ズルッとこけそうになっていたマメでしたが、回数を重ねるうちに、妙にハマってきてしまいました。
だ、だれが教えたんだ、このエラそうな日本語〜っ!?無礼だけど、カワイイじゃないかーっ。
ま、ツボにはハマりつつも、いちいち買ってあげるわけにはいかないんだけれども。
とにかく、サパ周辺に住む少数民族の子供たちはみんな挨拶程度の日本語を話すのがとても上手なのには驚きました。英語もかなり上手なのでビックリ。さらに、ハノイの標準語までとてもきれいに話すことができ、ハノイ在住の田舎出身の人たちよりもよっぽど聞き易いベトナム語でした(普段は各民族の言葉を使っています。)。あっぱれです。
ところで、余談かつ勝手な推測ですが、お土産販売は、各家族の中で、役割が割り振られている人だけが熱心に行うようです。だから誰もがしつこく物を売りつけてくるわけではなく、一般の?少数民族の人たちは、コツコツと働き、素朴な笑顔がステキで、観光客にもとても親切でした。
ただ、、販売係に任命されている人たちはやっぱり手ごわいです。
私達が村に近づくと、しきりに話しかけてきて、それぞれの家へ招いてくれるのですが、前述のとおり、その家の中で少しだけくつろぎのひとときを過ごしたあと、頃合を見計らったように、刺繍製品やら、銀やアルミ製のブレスレットを持った子供たちと老婆がぞくぞくと現れます。
マメはそれまでずっとおしゃべりしていた女の子から、その子の持っていたかわいらしいミサンガを買うことにしました。やれやれ。
マルは、まぁ家にも入れてもらったのだから、と、家の主人から何か買おうとしているようでした。(販売タイムはとにかく人が群がってくるので、お互いが見えないほど。)
まだまだいろんなものが差し出される中、やっと買い物を終えて家から出たとき、マルはマメに「はい、これマメの分を買ってあげたよ。」と言って、ブレスレットを手渡しました。
え、これって、さっきマメが横目に見てた、それだけは誰も買わないだろーってくらいイケてないブレスレット・・・まさか、マル、それ買ったの??しかも、マメにくれるって??要らないってだけなんじゃないの??・・・とりあえず「ありがとう」といいつつ、疑う気持ちは増すばかりのマメ。
複雑な心境でマルの手首になんとなく目をやると、なんと、けっこうかっこいい別のバングルが、しっかりちゃっかりハマっているではありませんかっ。
そのあとのマルの正直な告白によると、マルがものを買おうとした家の主人は、そのイケてないバングルか高級な刺繍入りのクッションカバーしか持ってなかったらしい。ちっ。いきさつは分かったけど、もらったマメの立場になってみてよぉ、とブツブツとボヤきつつも、結局そのブレスレットは当分の間マメの腕を飾ってくれることになりました。
まぁ、とにかく、そんなこんなの義理と人情?の世界に悩まされた少数民族の村訪問でした。

あと、オマケですが、タックバックの滝のふもと(他の場所でもたくさん見かけますが。)で売っていた、焼き卵と、焼きとうもろこしと、竹筒に入った蒸したモチ米みたいな食べ物が、滋味というか、すごくあっさりしていて、おいしかったです。滝を登ったあのひと休み、ぜひぜひご賞味あれ。
(7.9.2002記)

<マルマメ写真展−サパ−>



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